2021/12/28 19:55

-2分でわかる身近な法律-

夫婦が離婚をするとき、『離婚協議書』を作成するのが一般的です。
今回は、「なぜ離婚協議書が必要なのか」を紹介します。

離婚協議書とは

離婚協議書とは一言で言うと「今後の2人のルール」です。

ルールが決められていない状態で離婚を成立させてしまうと「お金を返せ!」とか「子どもに毎日会いたい!」など要求がエスカレートしていき、面倒なトラブルになりやすいです。

それを避けるために事前に今後の2人のルールを決める必要があります。

離婚協議書を作成する理由

必要性は非常に高いです。理由は「将来への保険」と「縁を切るため」です。

円満に離婚の話が進んていたかと思ったが、離婚から2年後「あの時のお金を払ってくれ!」と元配偶者から高額なお金の請求をされたというトラブルは多いです。この場合弁護士を雇うことになりたくさんのお金が必要になります。

事前にトラブルを回避するためにも必ず作成するようにしましょう。

どんな内容を書けばいい?

主要な記載内容は ・慰謝料(不倫などあった場合)・財産分与 ・親権者 ・養育費 ・年金分割について です。これらに追加して様々なルールを記載していきます。

家庭によって差がありますので、一般的な離婚協議書の雛形だけで安心せずに、詰めた文章の作成をおススメします。(例:住宅ローンの支払い方法の記載など。)

慰謝料の相場はこちらの記事をご覧ください。

注意点・ポイント

離婚協議書を適当に作成してしまうと、最悪 紛争・裁判沙汰になることがあります。十分に気をつけましょう。

【分かりやすい言葉で記載すること】あえて難しい言葉を使って離婚協議書を作成する夫婦がいますが トラブルの元になりやすいです。『解釈の違い』や『文章の矛盾点』が生じる可能性があり、そもそも無効な離婚協議書となる可能性があります。

【公正証書にすること】公正証書とは「改ざん・修正が許されない証明書」です。これは役所に保管されることになります。離婚協議書の作成後 近所の公証役場に電話をして「離婚協議書を公正証書にしたいです」と伝えると手続きのやり方を教えてもらえます。

【変更できない契約であると認識すること】一度決められた離婚協議書の内容を変更するのは非常に難しいです。2人が合意していたとしても 法律家のチェックやアドバイスを受けることをおススメします。

作成の方法は?

手書きでもPCで作成したものでも大丈夫です。お互い1部ずつ所持できるように最低2部作成しましょう。

まとめ

離婚協議書を作成する理由は、今後の人生に関わる書類だからです。慎重に作成しましょう。

法務サポート

当法務事務所では 行政書士による 離婚協議書の作成・慰謝料・損害賠償・契約解除請求を行っています。

■誰もが頼めるリーズナブルな価格

■完全前払い 成果報酬一切不要

■法律家の名前入りで心理的プレッシャーを与えられる

■電話や面談不要。LINEやメールのみでご対応

■万が一 紛争・裁判沙汰になった場合、全国の提携弁護士のご紹介が可能

裁判・紛争沙汰にならない早期解決を目指して書類作成いたします。

【運営】
日本行政書士会連合会
第21080673号 
『ネットで頼める法律屋グループ』
離婚専門-リガネット法務事務所

ご相談が必要な場合はリガネット公式LINEにてご連絡下さい。1営業日以内にご回答します。


【商品リンク】